【おしごと探しフェスタ】オンライン女子会を開催しました

2025.1.28

2025年1月21日(火)に、Zoomにて「オンライン女子会」を開催しました。

こちらのイベントは、2025年2月開催の「おしごと探しフェスタオンライン」に伴い、
秋田で働く女性の本音トークを配信し、再就職をより現実的にイメージしていただくことを目的としたオンライントークイベントです。

今回は県内企業に勤める3名の女性にご登壇いただきました。

・Aさん(損保ジャパンキャリアビューロー株式会社)
・Bさん(東洋ワークセキュリティ株式会社)
・Cさん(秋田基準寝具株式会社)

職種・業種の垣根を越えてお集まりいただきました。

3名の自己紹介からはじまり、和やかな雰囲気でスタート!
お話を聞くと、みなさん子育て真っ盛りの時期で、仕事と家庭を両立しながら勤務しているそうです。
なかには産休明け間もない方もいらっしゃいました。

お仕事や家庭との両立をテーマに、それぞれお話していただきました。

Q.今の職場をどのように見つけたのか、また選んだ理由とは?

Aさん:前職場がなくなり、専業主婦になることも考えましたが、働くことは自分の成長になると考え、転職活動をはじめたのがきっかけです。
「秋田が大好きで、ずっと秋田で働きたい」「やりがいがあった前職のコールセンターの仕事を続けたい!」という気持ちもあり、転勤がなく前職のスキルを活かせる現在の会社に出会いました。
Bさん:シングルマザーになるタイミングで就職活動を始めました。子どももまだ幼い時期でしたが、警備員として働くかっこいい母の姿を見せたいという気持ちで現在の会社を選びました。
勤務地が全国にあるのも決め手で、将来子どもが県外に行くことになった際には一緒に転勤することも視野に入れています。
Cさん:転勤がない県内企業を探していて、条件が合って大学卒業後に入社しました。様々な部署を経験し、成長する機会に恵まれたので選んで良かったと感じています。産休を取得して仕事から離れる時間もありましたが、仕事をする母の姿を見てもらえたり、自分の時間として集中できるので双方にいい影響があると思い、辞めることなく勤務しています。

秋田が好きだから秋田で働きたい、ライフステージが変わっても働き続けたいなど、
人によってさまざまな重要視ポイントがあることが分かります。
何を優先していきたいかをしっかりと決めて就職活動をしていくことが大切だと感じました。

Q.秋田で働いて良かったこと、イマイチだと思ったこと

Aさん:学生時代に県外に出て、あらためて秋田の人の心の温かさを感じました。地元も秋田なので、家族に協力してもらえる環境で助かっています。
また、車移動が主流でどこへでも行ける反面、お出かけスポットが少ないのがイマイチなところです。
Bさん:秋田は日本酒がすごく美味しいところが最高だなと思います。また真面目な人が多い印象があります。特に秋田の人は集合時間に早めに到着していることがよくあります。
弱いポイントとしては、屋内で子どもを思い切り遊べる場所が少ないところだと思います。
Cさん:車通勤なので、気軽に県外に遠出できるところが良いです。
Aさん、Bさんの仰る通り、屋内で子どもが遊べる場所が増えて欲しいです。ここ最近は熊が出没することが多く、公園にも安心して行かせられない状況にあるので、今後の秋田の課題になるのかなと思います。

秋田では自家用車をもつ人が多いです。
維持費や冬道の大変さなどでマイナスなイメージが前に出てしまいがちですが、運転に慣れている人が多く、気軽に遠出ができるという視点もあることに気づかされました。
また、熊の影響によるタイムリーな意見も聞くことが出来ました。

Q.プライベートや仕事を両立するための工夫やこだわりはありますか?

Aさん:どれだけ素晴らしい会社でも、仕事が好きで楽しいと思っていても、少なからずストレスは必ずあると思います。それは他の社員も同じなので、自分だけでなく職場全体が少しでも楽しいと思ってもらえるような環境づくりを意識しています。
また、気持ちのオンとオフを切り替えるために仕事のことは家に持ち込まず、休日は子どもと思い切り楽しむということを徹底しています!
Bさん:Aさんと同じくオンとオフの切り替えを大切にしています。仕事の都合上移動時間が長いため、その時間はオフになってお気に入りのハーブティーを飲んだり、好きな音楽を聴いたりしてリフレッシュの時間に充てることもあります。
プライベートでは趣味の釣りを子どもと楽しんでいて、仕事のことは一切持ち込まないようにしています。
Cさん:夫が同じ職場に勤めていることもあり、私の場合はプライベートでも仕事の話になってしまうことがあります(笑)
仕事や家庭でストレスを感じる時がありますが、食べることが気分転換のひとつになっています。子どもも自分も空腹だとイライラしてしまいがちになるので、そういう時はまず食べます!
仕事の合間にも、会社の人とお菓子を交換したりするのを楽しんでいます。

 

ここで共通して出てきたのが毎日をとにかく楽しく過ごすことでした。

どんなに小さいことでも自分の楽しみを見つけて気分転換していることがよく分かりました!

「オンとオフの切り替えが大事」
頭では分かっていても、仕事やプライベートで落ち込んでしまい、なかなか切り替えられない日もあると思います。
そんな時はどうしているのか。更に深掘りして聞かせていただきました。

Q.気持ちの切り替えが難しい時の対策とは?

Aさん:仕事で失敗してしまった時はもちろん引きずってしまいますね。そういった時は自宅でお酒を飲んだりして楽しんでいます。
また、子どものお世話をしたりお話を聞いたりすることで、自然と気持ちが切り替わったりします。
Bさん:帰宅中の車内で、Alicia KeysのSuperwomanという曲を聴きまくり、涙を流しきってから家に入るようにしています(笑)
私も子どもの相手をしているとそれどころではなくなります。あとはビールを流し込んで早めに眠ります。
Cさん:特別意識してやっていることはありませんが、休憩の合間などに職場の同僚やママさんとよくお話しています。プライベートなことや愚痴なども共有して、そこで完結できるようにしています。
AさんやBさんと同様に、いまは子育てに追われているので自宅では家庭のことに集中できています。

 

お酒や音楽など、独自の対策に思わず笑いが起きる場面もありました。
3名とも子育て中のお母さんということもあり、家に帰ると自然と気持ちが切り替わるそうです。

Q.子育てしながら仕事をしていて、職場で協力を感じていることを教えてください

参加者の方からはこのような質問をいただきました。

Aさん:職場内には子育てをしながら働いている女性が多いため、自然にフォローしあっている状況にあります。当たり前にやっていたことなので、この質問をいただき周りの職員に改めて感謝の気持ちが芽生えました。引き続きこのような職場環境づくりをしていきたいです。
Bさん:私の職場は警備会社で、男性の割合が9.5割と女性が非常に少ないです。子育ての経験がない方もほとんどなので、理解されづらいのではないかという先入観がありました。
しかし全くそんなことはなくて、私のスケジュールを気にかけて休みの調整をしてくれたり、シフトを代わってくれたりと、会社全体が協力体制にありとても助かっています。
Cさん:遠慮なくお休みできる環境なのでいつも感謝しています。事前に休むことが分かれば、今できる仕事を先に進めておくなどして滞りのないように自分も工夫しています。
自分も今後困った時に助けられるように、これからの子育て世代や若手職員でも、気兼ねなくお休みがとれる環境にしたいと考えています。

 

今ではそれぞれのライフスタイルに合う両立方法が定着しているみなさんですが、就職したばかりのころは不安も多かったそうです。

  • 子どもが入退院を繰り返していた時期があり、思うように出勤するのが難しかった
  • しばらく専業主婦だったため、幼い子どもと離れる時間が一気に増えた
  • 育児休業後に問題なく復帰できるのか心配だった

みなさん共通して、自身の環境変化によるお子さんへの影響について不安な気持ちがありました。
これから就職を考えている方の中にも同じような不安を抱える方がたくさんいる思います。

しかし、職場の働きやすい勤務形態や周囲のサポートに助けられたことで、乗り越えられるということが分かったそうです!
また、お子さんも保育園などで他の人と触れ合う機会が多くなり「人に上手に甘えられるようになった」という体験談もお話いただき、子どもを預けることはマイナスなことばかりではないということを気づかされました。

会社をはじめ、周囲からのサポートがあるので今もすごく感謝している。
恩返しをするという意味でも、自分ができることがあれば積極的にフォローしていきたい。

そのような思いを自身のエピソードを踏まえながら話していただきました。

最後に、これから就職を考えている女性のみなさまへ、一言メッセージをいただきました。

Aさん:子育てや家庭と両立しながら働くということは大変なところもありますが、得られるものもとても多いです。
以前の私は寿退社を目標にしていましたが、結婚や出産後も働く女性が多いと知って視野が広がりました。職場でも同じ境遇を分かち合えたり、助けてくれる人は必ずいると思うので、少しずつチャレンジしてもらえたら嬉しいです。
一緒に秋田を盛り上げていきましょう!
Bさん:私はあまり他人に相談したりするのが苦手で、シングルマザーで仕事を始める時も事後報告でした。それでもなんとかやっていけていて、子どもも元気に育っています。
「やってみないと分からない」ということを今現在も学んでいる最中です。今度は子ども達と一緒に実家を出て暮らすことに挑戦しようと考えています。今回のオンライン女子会のように、色んな所で頑張っている仲間がいるということを忘れないでいただければと思います。私もこの機会を期に、改めて頑張ろうと思いました。
Cさん:私は授かり婚だったので計画外なことが多々あり、人生予想通りにはいかないことを実感しています。それでも「なんとかなるかな」の気持ちで今まで仕事を続けられています。参考になるかどうか分かりませんが、色んな人間がいるから大丈夫!という気持ちになっていただければ嬉しいです。

ご登壇いただいた企業のみなさま、ご参加いただいた皆様誠にありがとうございました!
働く女性のリアルなお話を聞くことができて、大変貴重なトークタイムとなりました。

オンライン女子会を通じて、これから働きたいと考えている女性のみなさまの
一歩を踏み出すきっかけとなってもらえたら幸いです。


「おしごと探しフェスタオンライン」はまだまだ続きます!

● オンライン就職説明会

2025年2月4日(火)~6日の3日間、16社の県内企業による就職説明会をZoomで配信!
女性が働きやすい取り組みをしている企業が大集合!
全国どこからでも視聴することができます。

顔出し・声出しは任意でOK!視聴を希望する企業を選択のうえ、専用フォームからお申込みください。

パブリックビューイング形式で参加できる「合同視聴スペース」もご用意!
事前申し込み不要で、視聴したい時間に合わせてご利用いただけます。

どこからでも参加可能な「おしごと探しフェスタオンライン」で自分らしい働き方を見つけてみませんか?
たくさんのご参加お待ちしております!

日時 2025年2月4日(火)/5日(水)/6日(木)
※1枠20分 タイムテーブルは詳細ページをご確認ください。
参加方法 ・オンライン参加(要事前申し込み)
・合同視聴スペース(事前申し込み不要!)
合同視聴スペース にぎわい交流館AU(あう) まち発見・発信ステーション
秋田市中通一丁目4番1号
お申し込み締め切り 各開催日の前日まで
詳細・お申込み ▼出展企業の情報やタイムテーブルも公開中!
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