女性と企業のマッチング座談会(第3回)を開催しました!
2020.10.16
2020年10月9日にSHE Project AKITAのイベントとして、
女性と企業担当者によるマッチング座談会を開催致しました。
この座談会では、
「こんな働き方ができたらいいな」
「こんな制度あったらいいのに!」
「ウチではこんなふうに女性が活躍していますよ!」
など、女性参加者・企業共に『ざっくばらん』に語り合える場として開催したものです。
第3回目となった今回は、採用試験時に役立つ目から鱗の情報が満載な座談会になりました。
座談会が始まり企業担当者の皆様からは、次のような意見がありました。
「1つの仕事を複数人で担当する職種だとお休みを受け止めて頂きやすい」
「フレックスタイムによりお子様の送迎の都合に合わせているお母様が多い」
「接客業のため、お客様のご要望を丁寧にお伺いすることが必要。女性は聞き上手な方が多いため活躍している方が多い。」
企業担当者の皆様から、希望する働き方にできる限り寄り添いたい気持ちが感じられます。
また、参加者からは次のような不安の声も…
「ブランクが3年ほどある」
「面接で挫折したときのエピソードを聞かれてしまい、回答に困ってしまった」
「志望動機が思いつかない」
「面接時に子供の体調が悪いときに見てくれる方が居るか聞かれ困惑した」
参加者の多くが共感し「わかるわかる」と深く頷く中、企業担当者からは次のようなお話が。
「ブランクが心配という方は多いが、優先順位をつけて育児や家事をやっていることは、仕事に活かす事ができる。自信を持って活動してほしい」
「どのようなお話でも大丈夫。パッと思いついた話の方がいい。どのような方か知りたいため自己分析を行っていて欲しい」
「志望動機は応募したいと感じたポイントを広げよう。応募企業HPを見てみるとキーワードが散りばめられている」
「志望動機が明確にあると面接官の胸に刺さる」
「子供が例えば5日間体調が悪い際に全部休まれてしまうと企業も困るため、病児保育登録等を勧めたい。ちゃんと考えているのだなと好印象」
企業としては、就職希望者がどのような方でどのような魅力を持っているかが知りたいため、
無回答だったり、インターネットで調べたような模範回答よりも、
その方からパッとでてきた意見や、自分なりの思いを紡いだ言葉を求めているようです。
また、就業に関して不安に感じている点も、仕事に就いたあとのことをきちんと考えいることと捉えられ、
好印象に繋がるとのことでした。
参加者の皆様も、今まで直接聞くことが出来なかった、就職に対す疑問点を聞くことができて、
とても満足げな表情を浮かべ、有意義な座談会になりました。
コロナの影響でソーシャルディスタンスも大事ですが、お互いに考えをしっかり伝えて企業と働きたい女性との距離を縮めていくことも大事にしたいですね。
過去のマッチング座談会のレポートはこちら!