女性と企業の座談会(第2回)を開催しました!
2019.10.24
SHE Project AKITAの細部です。
9月26日、SHE Project AKITAのイベントとして、
女性と企業担当者によるマッチング座談会を開催しました。
この座談会は
「こんな働き方ができたらいいな」
「こんな制度あったらいいのに!」
「ウチではこんなふうに女性が活躍していますよ!」
など、女性や企業が『ざっくばらん』に語り合える場として開催したものです。
第2回目となった今回は、参加者に抱っこされた赤ちゃんも同席し、和やかに座談会がスタート。
参加者からは次のような意見が。
「条件に合った仕事を探しているが、なかなか採用までいかない」
「この先、結婚、出産を考えているが、会社に迷惑がかかってしまうのではないかと不安」
「派遣社員の期間が長いため、職歴が多い。そのことはマイナスになるのか?」
「20代前半で結婚、出産したため、会社での勤務経験が浅く、採用してくれる企業があるのか不安」
企業担当者の皆さんもほとんどが結婚、子育て経験のある女性でしたので、自身の経験を交えつつお答えくださいました。
「弊社では県内にチームが100以上あります。チームによって勤務体系はさまざまなので、多様な条件に対応できます」
「産休・育休の制度はあったものの実際に使った人はいませんでいした。ですが『子どものことは何よりも大事!休むのは当たり前!必ず戻ってきて働いて』と当時の上司が居場所を残してくれました」
「うちでは保育園を運営しているので、曜日関係なくお母さんのシフトに合わせて預けられます。子どもの生活に合わせるというより、お母さん自身に合わせた働き方が出来ます」
「妊娠されていて、産休に入ることがわかっている方を採用したこともありましたよ。また、育児休暇は1年以上とれます」
ほかにも様々な手厚い支援制度もあり、皆が驚く場面も。
企業としても出産・結婚後も戻ってきて働いて欲しいという想いがあるそうです。
「求人票に書いている条件に合致しているかどうかよりも、その人の人となりや能力・スキルのほうが重要。たくさんアピールしてほしい」
「職歴が多いのも、たくさんの経験をしてきたという強みになると思います」
「履歴書の備考欄に具体的な希望条件をたくさん記入してくれれば、より判断しやすい」
「求人票の労働条件が希望内容と一致しない場合でも、条件によっては対応できる可能性もあるので、気軽に相談してほしい!」
など、今回参加いただいた企業では、会社側が求人票で示している条件はさておき、まずは、その方がどのような方で、どんな働き方ができるのか・したいのかを、話し合って決めていきましょう!というところが大半のようです。
今回、女性側、企業側とも同世代の女性が多く、終盤は楽しい女子トークのようになりました。
「◯◯の国家資格を持っている」「実は◯◯業界で勤務していた」
などなど、打ち解けて話をしてみると、経験豊富な女性ばかり。
そんな女性陣のおしゃべりを聞いて、「是非うちに応募しない!?」という企業さんも。
自分では強みになるとは思っていないことも、業種によっては武器になることもあります。
就職活動をする際には、まずは自分がどんな働き方をしたいのか、どんな経験を積んできたのかを積極的に
企業側に伝えることが大切だと、改めて感じた座談会となりました。